ウッドデッキ材|イペ
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ウッドデッキ材|イペ

よく使われているウッドデッキ材の中で、耐久性がありメンテナンスがほとんど不要な木材の1つが「イペ」です。

ウッドデッキ材に使われるイペは、原産地がブラジルやペルーで、高さが約40〜50m、直径が約1mほどに成長します。

7〜10月頃には、イエロー、オレンジ、ピンク、赤紫色のきれいな花をつけ、赤紫の花びらには、薬効もあるとされています。

このイペは、古くはヨーロッパのフローリング材や、水辺のウッドデッキ材として使われていて、今ではよく知られた木材になっています。

日本においても10年ぐらい前から、公共事業のウッドデッキ材として使われ始め、横浜大桟橋のデッキやアクアラインの海ほたる、上野公園の不忍池などでも、イペが使用されています。
今では日本国内で、100カ所以上の施行例があります。

イペのメリット

ウッドデッキ材に使われているイペのメリットとしては、イペに含まれているパラコールと呼ばれる成分に、防蟻、防虫効果があり、屋外で25〜30年以上たっても、ほとんどメンテナンスが不要といわれています。

その上、耐水性にも優れていて、水辺のウッドデッキ材としては、とても適した木材といえます。

雨や直射日光にさらされても、変形やササクレが少ないので、ケガをする心配もありません。(ひび割れは多少ありますが、強度的には問題ありません。)

またイペの表面は、滑らかでツヤがある黄褐色のため、あたたかみがあり一般の人にも人気のあるウッドデッキ材です。

イペのデメリット

ウッドデッキ材としてイペを使う場合は、あまり欠点はありませんが、加工しづらいという点があります。

イペは、非常に木の密度が高く硬いために、切断したり取り付ける場合は、通常の木工用の刃物や釘は使えません。
高硬度の刃物やボルトによる、加工、取り付けが必要になってきます。

もし自宅で、ウッドデッキ材にイペを使うときは、道具にも気を配りましょう。

また加工中に木屑を吸い込むと、アレルギー反応を起こすことがあるので、換気に注意しマスクを付けて作業する方がよいでしょう。

その他、木目の美しさからウリンに比べ、10〜20%ほど値段が割高になっていることが多いようです。






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