ウッドデッキ材|ウエスタンレッドシダー
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ウッドデッキ材|ウエスタンレッドシダー

ウッドデッキ材として、今最も多く利用されている木材に、ウエスタンレッドシダーがあります。

ウエスタンレッドシダーは、カナダの太平洋岸に生息する針葉樹で、直径2m、高さ60m以上の大木に成長します。

この成長力から、地元カナダでは別名「生命の木」と呼ばれ、ウッドデッキ材だけでなく信仰の対象にもなっています。

日本国内では、よく米杉と呼ばれていますが、本当は「木曾五木」の一つである、ネズコと同じヒノキ科(ネズコ属)で、杉の仲間ではありません。

ウエスタンレッドシダーは、北米でよく知られたウッドデッキ材で、日本でも施行例が多く、信頼度も高くなっています。

特徴・・・耐久性

殺菌作用があるヒノキチオールと、防虫作用がある水溶性フェノールの2つの成分が含まれるため、防腐用の塗装をしなくても、10〜15年前後はウッドデッキ材として使用できます。

ウリンやイペと比べると耐久性は短くなりますが、個人でウッドデッキを楽しむ場合や、小規模な場所で使用する場合は、十分な耐久年数ではないでしょうか。

特徴・・・加工性

比較的柔らかく軽量なので、初めてウッドデッキ材として使う人も、手軽に扱うことができます。釘打ちも簡単で、いろいろな接着剤が利用できます。
(一方、ウリンやイペは木が硬いため、一般の木工用の工具は使えません。)

また、他の木材に比べ乾燥したときの比重や収縮率が低いので、ソリやひび割れが少なく寸法の安定性もあります。

米国では、ウエスタンレッドシダーの軽さを利用して、ウッドデッキ材としてだけでなく、屋根材や外壁材(サイディング)としても使用されています。

特徴・・・外観

表面は色合いがきれいで、一般の人にも人気があります。また、ウエスタンレッドシダー特有の甘い香りが特徴で、いやし効果やリラックス効果があるようです。

ただ、色合いには統一感がなく、木材ごとにばらつきがあり、ウッドデッキ材としては好みの分かれることもあります。

色合いのばらつきが好みであれば、塗装しないで木地そのままで使うこともできますし、色合いを統一したいときは、着色用の塗料で塗装するのもよいでしょう。

また、ウエスタンレッドシダーは、見た目の美しさ以外にも、優れた断熱性、吸音性があり、壁や天井などの内装材として、利用されるケースも多くなっています。






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